旧市民球場

オバマジョリティーのからくり暴露

2011年09月27日

非常にショッキングな事実が判明しました。秋葉前市長が最も熱を入れて職員もカネも時間も“総動員”していたオバマジョリティー。ウィキリークスが公開した米国の外交光電の中に「当時の薮中三十二外務事務次官が、被爆地広島へのオバマ大統領訪問を時期尚早と米国側に伝えていた」ことが暴露されました。
広島市担当者(元担当者?)も外務省もこの件に関して知らぬ存ぜぬ?の一点張り。ひと昔前に大人気だったテレビ番組「クイズグランプリ」の変型判「クイズ知らんぷり?」とは、こういう状況を言うのでしょう。
日米関係、イコール国家間の関係に「一自治体が関与」することに関しては、秋葉前市長と対局にある関係者たちは早くから「それは広島市の権限や役割を逸脱していないか?」と疑義を表していました。
しかし秋葉前市長は聞く耳を持たず。市職員のネームプレートに市民に不評の折鶴をあしらわせ、オバマジョリティー音頭やTシャツまで作り、販売し、記者会見のバックボードにも「オバマジョリティー」の文字。さらには市役所本庁、北西角にある本来、スポーツ振興を推進するために設置されている告知塔にまで「オバマジョリティー」を掲げ、大キャンペーンを張り続けたのです。
この怪行動も含めて秋葉前市政の肝の部分は拙著「CRAP永久保存版2010-2011」(スポーツコミュニケーションズ・ウエスト発刊)にそのまま記録してあります。78から80ページにかけて、です。
それによると2010年7月30日には「オバマ…キャンペーンへの公金支出は不当」として市民らが差し止めなどを求め住民監査請求を起こしています。9月にはオバマ政権初の未臨界核実験が行われ「2020(ニーマルニーマル)核廃絶」の機運を盛り上げる「オバマ…キャンペーン」が絵に描いたモチであることはこの時、すでにはっきりしていました。
しかし監査請求をしたところで、その請求をどう扱うか、という部署のトップが秋葉前市長の下で出世していった市の幹部の方なのですからどうにもなりません。(ご本人の意思がどうであろうとそうとられても仕方ないところです)
新球場をヤード跡地にするか、現在地にするかで秋葉前市長が独断でヤード跡地案に移行した際、街中にあがった大ブーイングの矢面に立ち、強行突破したその人物が「オバマ…キャンペーン」監査請求もはねつけたということです。
最後のご奉公というわけでしょう。
このオバマジョリティー問題と並行して、球場解体問題、さらには一部関係者の利権だけで進めつつあった商工会議所移転問題、折り鶴ホール問題、広島五輪問題、こども条例問題もまったく同様で、これらはすべて秋葉前市長の一存で強行に推し進められていたと言ってもいいでしょう。(どの事案も市議会は立場こそ違えど反発の動きを強めていました)
それが、秋葉前市長が自身の分身として送り込まれるはずだった豊田麻子前副市長の完全敗北で「無」となった今、何ひとつとして「形」になりそうなものはない、という状況になった訳です。
当事者である秋葉前市長は「狙っていた早稲田大の教授のイスを総長交代で蹴られ、やむなく市長時代に世話をした広島大学に」(市政をよく知る関係者)なんとも不可思議な「特任教授」という形で滑り込み、それでいてまったく新聞にもテレビにも登場しなくなり、どこで何をしているのかさえ見えなくなりました。
一方で市役所内部からはこんな声が聞こえてきました。
「秋葉市政12年間で市職員の考え方、行動も変わった。これを元に戻すにはまた長い年月が必要になる」
何ということでしょうか…。
・周囲からのプレッシャー、五輪逆風が強いので市長選に出馬しないことを決定!
・豊田副市長を市長に仕立て、12月ぎりぎりになったから市民球場を大事な一塁側、正面から解体することにGOサイン、あとは豊田新市長の後ろでコントロールすればいい
・年明けに「駅伝を見てタスキを若い人に渡すことに決めた」という理由で、市長選に出ないことを発表することに決定
・市長のイスから降りても、五輪推進やオバマジョリティーは続けないといけないから、その方面の関係者とはどんどん関係者とのパイプを太くしておこう
・選挙が大苦戦になったから、元安川や本通りで一発、かまそう、なんとかなるさ???
誰とは言いませんがこんな市民を小馬鹿にしたような「行動計画」をたてていた人物がいたようです。
「なぜ、球場を解体する必要があったのか?」
県内スポーツ関係者、経済界関係者の方から未だに同じ質問を受けます。
前出のように順を追って説明するとみなさん、深く頷かれます。おそらく球場解体への背景などを一般市民よりよくご存じだからでしょう。
オバマジョリティーを「おバカジョリティー」と揶揄する市民の声もありましたが「おバカ」程度で済む問題ではありません。
市長のイスを降りたら一事が万事OKとはいきません。
負の遺産を背負いながら義務を果たし権利を主張していかないといけない広島市民はずっとこの問題を引きずることになります。
「サイレントマジョリティー」
秋葉前市長と当時の局長ら幹部のみなさんが好んで使った言葉です。
新聞、テレビがいくら騒いでもそれは市民の声を代弁していることにはならない。
投票してくれる大多数の声こそが民意、という意味なのでしょう。
あなどるなかれ!
先の市長選によってマジョリティーははっきりしました。
秋葉前市長の行き場はこの広島にはなくなった、ということです。

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「第4回コイのサミット」開催のお知らせ

2014年3月22日(土)に「第5回コイのサミット広島」を開催いたします。

「早く日取りを決めて欲しい!」という熱い声にお応えして、日時と場所だけ確定いたします。パネリストの方の人選など不確定な部分もございますがご了承ください。
みなさん最大の楽しみ!二次会の予約も済ませました。場所はもちろんHarayaさんです。今回もまたファン同士の結束を高め(要するに飲み会…)、1991年以来のリーグ優勝を目指すべく熱いシーズン開幕を迎えましょう!

なお初めての方も大歓迎です。私、田辺一球が楽しく!?お相手いたします。もちろんお一人様も大歓迎いたします。

翌3月23日(日)にはマツダスタジアムで午後2時からソフトバンクとのオープン戦が開催されます。しかも3連休の真っ只中です。楽しい「広島ツアー」にしていただければ幸いです。(宿泊施設のご用意はいたしませんので各自でお願いいたします)

★日時)2014年3月22日(土)午後2時「本会議」スタート予定(午後1時30分受付開始予定)※開始時間は、若干変更になる可能性もあります。詳細は、お申込みいただいた方にメールなどで通知いたします。

★会場) ウエストプラザビル2階ホール(広島市中区紙屋町2-2-2、TEL 082-504-3131)

★アクセス) 広島ど真ん中、紙屋町交差点からすぐ。高速バスなら広島バスセンター下車、広島電鉄なら紙屋町電停下車で徒歩数分、JR広島駅からタクシー15分以内。山陽自動車道広島ICより約6キロ。駐車場は用意されておりませんので近隣でお探しください。

★会費) おひとり様3,500円(税込、ドリンク&食事付き)中学生以下は無料。会費は当日、サミット開催前に受付で集めさせていただきます。おつりのないよう、ご用意ください。

★募集定員) 40名ぐらい…

★パネリスト)田辺一球(広島魂!代表)以外は未定

★サミット参加のお募集申込み方法
「本会議」とそのあとの「二次会」の2部構成です。「一球調査団」は、今回は実施しない方向です。「本会議」会場から「二次会」会場まではたぶん、徒歩でも行くことができます。路面電車利用の場合は実費のご負担となります。

参加希望の方は、メールで以下の項目を明記の上、お申し込みください。なお、会費を当日いただくこともあり、キャンセルは極力避けていただきますようお願いいたします。

・お名前 
・住所(郵便番号)
・年齢
・2人以上でご参加の場合は残る参加者全員のお名前と年齢
・あなた様、もしくは代表者連絡先電話番号(メールがお返しできない場合がございます。その際にお電話します)
・「二次会」参加の有無(お申込みのあと二次会のキャンセルは極力、避けていただきたいと思います)
・サミット参加回数(今回含む)
・その他、ご要望、ご質問など

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覚醒スイング

2013年04月07日更新

お立ち台に上がったふたりのヒーローが、冷たい風の吹きつけたデーゲームのスタンドを熱くした。

「常にみんな声が出ていて、点が入りやすいムードができていたと思うし、みなさんの応援もすごく僕らにとって大きな存在なので、本当にありがとうございました」

4打数で2得点3安打1打点と1四球の活躍を見せた丸がファンにメッセージを送ったあと、マイクを向けられたマエケンが言った。

「チームの状況は苦しいですけど、ファンの皆さんはちょっと暗いです。明るく笑って球場に来てください!」

開幕第2戦で8回1失点の投球を見せながら“不発”に終わったマエケンは、東京ドームでも投げていた130キロ台中盤の高速スライダーを組み立ての中心に据えた。WBCを経験したことで「帰国してから腕が振れるし意外にスピードが出ている」真っ直ぐに変化を感じ取り、スライダーも同じ勢いで振り抜くことができた。

「一番の西岡さんはもちろん、どの打順も怖い」という阪神打線を相手に終わってみれば7回2安打1四球の無失点とほぼ完璧に抑え込んだ。真っ直ぐと高速スライダー、それにチェンジアップを低目に集め、外野に飛ばされたのは西岡の中前田、福留の左飛、コンラッドの中飛の3度だけだった。

6対1快勝の原動力がマエケンの投球内容にあったのは間違いない。だが、打線の援護がなければエースと言えども勝ちようがない。

「二番の丸がいっぱい出ていっぱい帰ってきてくれました!」。ヒーローインタビューの初っ端にマエケンはそう叫んだ。試合の流れを作ったのは8試合消化時点で早くも3度目の猛打賞獲得し、一、二回と立て続けにナイス走塁でホームに還ってきた丸だった。

打つだけではない。走っても守っても球界トップレベルの水準を目指す。丸の“イチロー化計画”は新井打撃コーチの就任と同時にスタートした。

「バッティングは力じゃない、スイングスピードとレベルスイング、そしてボールを見送る姿勢の中にいかに打ちにいく形を作るか、だ」。新井理論をナインに浸透させる作業は前年秋の日南キャンプでその第一歩を踏み出した。

新井コーチが真っ先にやったこと。それはひとりひとりのバットの形状、グリップの形、バランス、重さのチェックだった。

丸のバットはそれまで使用していたものより30グラム前後軽量化され、“スイングスピードの高速化”を可能にした。同時にこれまでダウンスイングをイメージして、構えた時に両肩のラインより高い位置に固定していたグリップを、同ラインのかなり下まで降ろした。

「打撃改造」には勇気がいる。だが丸には迷っている時間はなかった。2011年に初めて規定打席に到達して105安打を放ったのに2012年は70安打を放つのが精一杯だった。目の前に大きな壁があることは分かっていた。2000本安打の新井理論を吸収することで覚醒する自分に賭けた。

2月、再び日南に入るやいなや反復練習が始まった。「レベルスイング」への移行は簡単ではなかった。「まだまだ、自分のものにするには相当かかると思います」。キャンプ序盤は試行錯誤の連続だった。

それでもシート打撃や紅白戦が始まると、丸のバットから快音が響くようになった。グリップの位置が下がったことでスイングが以前と比べてずいぶんシンプルになった。肩の余分な力も抜けたように見えた。

オープン戦の時期になっても極端にバッティングの状態が悪くなるようなことはなくなった。「外の球をとらえることができている。精度をもっと高めたい。手ごたえは感じています」。テーマのひとつだった「確実性」が増してきた。

試合前、新井打撃コーチが上げるトスを打つ、というルーティンはマツダスタジアムでも遠征中でも3月いっぱい続けられた。最初は外角の球を強くショート頭上へ強く打ち返せるように丸から見て左45度の角度から、続いて新井コーチが丸の正面に入り、ネットの影から上げるトスをフルスイングした。

新井コーチには、かつてイチローの打撃スタイルの基本を、このトスバッティングで固めた実績と経験、もっと言えば信念がある。同じ道を歩むことで丸のバットの軌道はそれまでとはまったく違ったものになり始めた。地面と平行にバットのヘッドを移動させ、最後の大きなフォロースルーと同時に風を斬る音が聞えてきた。

オープン戦の時期にはもうひとつのテーマにも挑戦した。オープンスタンスから右足を上げて踏み込もうとすると、相手投手が「クイック」で崩しにかかってくるようになったからだ。

自分のタイミングで打とうとすれば上げた足を降ろした時には完全に差し込まれてしまう。そこで上げた右足を途中で早めに一度、地面と接触させ軽くステップして本来の踏み出し位置に右足を着地させる「二段ステップ」に打撃フォームをアレンジした。

守ること、走ることにおいてもキャンプからワンランク、ツーランク上を目指して丸はやってきた。打つだけではレギュラーにはなれない。同時並行であらゆる課題に取り組みながら丸は2013年シーズンを迎えることになった。

日南キャンプ終盤、丸や安部の屋内打撃練習を見守りながら新井コーチが話し始めた。

「よく少年野球の本などに体重を残して振りにいき、そこからもう一度体重移動などと書いてあるがそれは間違い。それではスウェーしてしまう。ステップして着地した時にピッチャーに向かっていく形ができていれば体重移動していてもOK、言い換えれば下半身は打ちにいく、しかし上半身は残すんです。そしてみんな試合で10の力で振ろうとするけど練習10なら試合は8ぐらいでいいんですよ」

新井理論の引き出しはおそらく無数にあるはずだ。打球音とマシンの油切れの音が一定のリズムで繰り返される現場で話はなおも続けられた。

「ヘッドがうまく使えないとバットが折れたりもするんですよ。そのためにはまずバットの握りから変えなくてはいけない選手もたくさんいる。そうやってヒットを重ねていく。うまくいけば280には届く。その先、いかにして300をクリアするのか?そこにはラッキーなヒットや内野安打も当然、必要になってくるんです」

話の最後に新井コーチ自らが口にした「打率3割」の目標に到達できる愛弟子は果たして…?かつて神戸の空の下、「前人未踏のシーズン200安打」を可能にした新井理論とイチローの振り子打法が紡いだ物語。その続編がこの広島でまさに今、始まろうとしている。

カープと広島を愛する人たちに贈る携帯サイトの決定版。テレビやラジオより速く、新聞より詳しく、雑誌より感動できるカープナインの365話物語。田辺一球責任編集。すでに7年以上、一日も休むことなく続くカープコラム「赤の魂」やカープ情報や新球場問題などを速報する「ニュース速報」他サイトと比較して一目瞭然の「試合速報」現場で集めた「ファーム情報」携帯サイト読者とメールのやりとりする中から新たなコミュニティーを創造する「コイの季節をあなたにも...」。5つのコンテンツで税込み178円です。なお、携帯サイトと当HPをリンクさせ、全国から集まったみなさんの声をカープと新球場の未来のために同携帯サイト上や当HP上、あるいはスポーツコミュニケーションズ・ウエストが発行する書籍内において掲載させていただくことがありますのであらかじめご了解ください。

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