旧市民球場

★「市民球場解体」への破滅のシナリオ。

2010年10月21日

水面下ではどんどん進められていますが、一方では「ストップ・ザ・カイタイ」の市民レベルの活動もいまなお続けられています。その「戦況」を、これから8月の終わりにかけて当チャンネル「第2部」の中で紹介させていただきます。
まずは最近、いただいたメールを紹介します。「すべて広島は中途半端…」。反論する材料を持ち合わせておりません。

本日初めて神宮球場にきました。いま開場を待っています。試合があるかどうかもこの天候ではむずかしそうですね。さて難しいことはさっぱりわかりませんが、神宮球場と市民球場…
神宮球場のほうが老朽化しているように思います。
広島は昔から建築業界に頼った景気回復を狙う県のようにみえます。昨今のエコの流れに乗じて市民球場もあのまま使ってほしいです。
○ャレオや○リーナホップや○ムスタのようにことごとく中途半端なものばかり。
今回はそうならないように祈るばかりです。(広島とり)

★とりさんからは別の日にもう1通、メールをいただきました。

今日の試合でスタルツさんとタクローさんが二人でヒーローかなあと思っていました。インタビューも愛情のこもった内容で聞き応え満点!
喜びムードに水をさすようですが、今日試合がはじまる30分ほどまえに球場到着。「限定」といわれているレトロヘルメットアイスを求めてコンコースをさまよっていると、シャッターが閉まっている店舗がありました。改装のため、とか店の入れ替えのためだといいのですが、まさか撤退ではないですよね!?
ビールの売り子さんも少ないような…。気のせいだといいのですが。
他の球場で600円のビールが広島だと700円、ジェット風船も同様に200円が300円、○すびの弁当はスタジアム1000円が市内の店舗では780円で売られています。マツダスタジアムは場所代がかなり高いのですか?たまにいくならいいのですが…と考え込んでしまいました。確かに広島は土地も物価も高いほうの県ですが。
コンコースシャッター通り化は避けていただきたいものです。広島とり

★広島市が多大な出費を重ねてきたシャレオ。広島県の責任に置いて、県外からもお客を集めるはずだったマリーナホップ、それに誕生から1年以上を経過して周辺の風景がコンビニ増設以外、何も変わらないマツダスタジアムコンコースは本来「365日賑わうスタジアム」の切り札のはずでした。元の市民球場を解体したあとの「未来」暗示するようなケーススタディがゴロゴロ?しています。次にご紹介するメールは、6月5日にいただいたものです。

所用で広島に週末に帰ることになり、昨晩、近所のローソンで内野自由席チケットを購入。なんとも便利な世の中です。
1年1ヶ月ぶりのマツダスタジアム。自由席ははじめてだけど、なるべく前方でみたいと早朝東京をたちました。新幹線にゆられること約4時間、スタジアムが見えてきました。「ここで降ろしてくれ~」という心の叫びは通じるはずもなく、広島駅からえっちらおっちらスタジアムを目指します。途中、愛友市場を通り抜けました。
カープ仕様のちょうちんなどが吊り下げられるなどマイナーチェンジは図られているようですが、ひさしを赤で統一するとかもうちょっとやりようがあるのでは。市がちょっとした助成金を出せば雰囲気がぐっと盛り上がると思います。
市場を過ぎれば後はひたすら歩くのみ。すっかり忘れてましたが、とうかさんがきたら広島は夏。いや~暑いっす。ひーひーいいながら、ようやく内野自由席に到着。ここでまた発見。この席、後ろから埋まってくんですね。そりゃそうだ。暑いもん。前方席確保の意気込みはどこへやら。陰最前線の席を確保です。となりの席は同じく暑さにやられて前線から撤退してきたおとーさん。「今日の先発は誰でしょうか」「青木高らしいですよ」「え~だいじょうぶかいの~」
そんなこんなで気がつけばまもなく試合開始30分前。気合いをいれねば 。(小石川やまだ)

★どうでしょうか?「慣れてくれば徒歩では遠すぎること」、「広島駅から日よけさえない道を歩き、さらに球場内外にも陰になる場所が極端に少ないこと」などなど、新球場建設に伴う課題を早くから指摘してきたつもりですが、こうした「指摘」には必ず多くの方から反論もいただいてきたところです。実際のところ、新球場2シーズン目を迎えてみなさんは球場の利便性や使い勝手についてどう感じておられるのでしょうか?少なくとも小石川やまださんは「ひーひー」という感じで内野席に到着されたようですが…。

そして「ひさしを赤で統一するとかもうちょっとやりようがあるのでは。市がちょっとした助成金を出せば雰囲気がぐっと盛り上がると思います」のご指摘もごもっともです。

アーケードの天幕が破れて、さびた鉄骨剥き出しの愛友市場の現状は、あまりに寂しいものがあります。もちろん、広島市からの助成金はなし。新球場建設に向け地元機運が盛り上がりを見せるころ、秋葉市長が愛友市場を訪ね、こう言ったそうです。

「みなさん、広島市ではお手伝いできません。どうか、みなさんの手で新球場完成に向け、この地域を盛り上げていってください」と…。

広島駅周辺の現状は厳しいと言わざるを得ません。
愛友市場のある再開発地区Cブロックは目立った動きがないままです。いったいこの先、どうしようというのでしょうか?

一方、広島駅南口に降り立ち、左手に見える雑居ビルやパチンコ屋が雑然と並ぶBブロックも先ごろ、景気低迷を理由に着工をさらに先延ばしすることを発表しました。新球場建設場所を基町から貨物ヤード跡地に移す際、広島市が言い続けた「広島駅周辺の活性化」。現状は「活性化」とは正反対の状況で「新球場の孤立感」ばかりが目立ちます。

現在、新幹線口側には再開発ビル、マンション、ホテルが姿を見せつつありますが、これが傍目に見てもあまりにも陳腐。とても100万都市の駅前に造る代物ではない、というのが私の印象です。秋葉市政になり、いっそう金をケチるようになった広島市。財政再建、ケチは多いにけっこうですが、結果的にはケチったおかげでもっと出費がかさむこともあります。

「民活活力導入」。耳障りのいい響きですが、責任の所在があいまいです。

カープ観戦をお楽しみのファンのみなさんにはほんと、申し訳ない言い方になるのですが「世界一突貫工事」(担当業者)のマツダスタジアムの二の舞です。

民間に任せたはいいが、その先どうなるかはまさに行き当たりばったり。そもそも前々からその経営が危ぶまれていた大和システム(東証1部上場)になぜ丸投げしたのか?丸投げした者に責任はないのか?

大和システムはあえなく6月1日、事業再生ADRの手続きを利用した経営再建に着手すると発表。(要は経営が立ち行かなくなって、資金もショート).けっきょくは広島市民の税金を湯水のごとくそこにつぎ込むハメになり市議会では「球場跡地問題」「子供条例問題」同様、議員から集中砲火を浴びていましたが、この問題は今後も尾を引くはずです。

それとまったく同じテツを踏むことが容易に想像できる、球場解体後のイベント広場。さらに悪いことにはその事業主体さえ決まっていない訳で「誰がこんな原っぱに賑わいを生むなどといったんだ」と叫んでみても、当事者はダンマリを決め込むに決まっています。

果たして「破滅のシナリオ、基町&元の広島市民球場編」は回避することはできるのでしょうか?みなさんとともに創る当チャンネルが「緊急回避」の手段のひとつとなれば幸いに思います。

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モバイル 広島魂

「第4回コイのサミット」開催のお知らせ

2014年3月22日(土)に「第5回コイのサミット広島」を開催いたします。

「早く日取りを決めて欲しい!」という熱い声にお応えして、日時と場所だけ確定いたします。パネリストの方の人選など不確定な部分もございますがご了承ください。
みなさん最大の楽しみ!二次会の予約も済ませました。場所はもちろんHarayaさんです。今回もまたファン同士の結束を高め(要するに飲み会…)、1991年以来のリーグ優勝を目指すべく熱いシーズン開幕を迎えましょう!

なお初めての方も大歓迎です。私、田辺一球が楽しく!?お相手いたします。もちろんお一人様も大歓迎いたします。

翌3月23日(日)にはマツダスタジアムで午後2時からソフトバンクとのオープン戦が開催されます。しかも3連休の真っ只中です。楽しい「広島ツアー」にしていただければ幸いです。(宿泊施設のご用意はいたしませんので各自でお願いいたします)

★日時)2014年3月22日(土)午後2時「本会議」スタート予定(午後1時30分受付開始予定)※開始時間は、若干変更になる可能性もあります。詳細は、お申込みいただいた方にメールなどで通知いたします。

★会場) ウエストプラザビル2階ホール(広島市中区紙屋町2-2-2、TEL 082-504-3131)

★アクセス) 広島ど真ん中、紙屋町交差点からすぐ。高速バスなら広島バスセンター下車、広島電鉄なら紙屋町電停下車で徒歩数分、JR広島駅からタクシー15分以内。山陽自動車道広島ICより約6キロ。駐車場は用意されておりませんので近隣でお探しください。

★会費) おひとり様3,500円(税込、ドリンク&食事付き)中学生以下は無料。会費は当日、サミット開催前に受付で集めさせていただきます。おつりのないよう、ご用意ください。

★募集定員) 40名ぐらい…

★パネリスト)田辺一球(広島魂!代表)以外は未定

★サミット参加のお募集申込み方法
「本会議」とそのあとの「二次会」の2部構成です。「一球調査団」は、今回は実施しない方向です。「本会議」会場から「二次会」会場まではたぶん、徒歩でも行くことができます。路面電車利用の場合は実費のご負担となります。

参加希望の方は、メールで以下の項目を明記の上、お申し込みください。なお、会費を当日いただくこともあり、キャンセルは極力避けていただきますようお願いいたします。

・お名前 
・住所(郵便番号)
・年齢
・2人以上でご参加の場合は残る参加者全員のお名前と年齢
・あなた様、もしくは代表者連絡先電話番号(メールがお返しできない場合がございます。その際にお電話します)
・「二次会」参加の有無(お申込みのあと二次会のキャンセルは極力、避けていただきたいと思います)
・サミット参加回数(今回含む)
・その他、ご要望、ご質問など

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覚醒スイング

2013年04月07日更新

お立ち台に上がったふたりのヒーローが、冷たい風の吹きつけたデーゲームのスタンドを熱くした。

「常にみんな声が出ていて、点が入りやすいムードができていたと思うし、みなさんの応援もすごく僕らにとって大きな存在なので、本当にありがとうございました」

4打数で2得点3安打1打点と1四球の活躍を見せた丸がファンにメッセージを送ったあと、マイクを向けられたマエケンが言った。

「チームの状況は苦しいですけど、ファンの皆さんはちょっと暗いです。明るく笑って球場に来てください!」

開幕第2戦で8回1失点の投球を見せながら“不発”に終わったマエケンは、東京ドームでも投げていた130キロ台中盤の高速スライダーを組み立ての中心に据えた。WBCを経験したことで「帰国してから腕が振れるし意外にスピードが出ている」真っ直ぐに変化を感じ取り、スライダーも同じ勢いで振り抜くことができた。

「一番の西岡さんはもちろん、どの打順も怖い」という阪神打線を相手に終わってみれば7回2安打1四球の無失点とほぼ完璧に抑え込んだ。真っ直ぐと高速スライダー、それにチェンジアップを低目に集め、外野に飛ばされたのは西岡の中前田、福留の左飛、コンラッドの中飛の3度だけだった。

6対1快勝の原動力がマエケンの投球内容にあったのは間違いない。だが、打線の援護がなければエースと言えども勝ちようがない。

「二番の丸がいっぱい出ていっぱい帰ってきてくれました!」。ヒーローインタビューの初っ端にマエケンはそう叫んだ。試合の流れを作ったのは8試合消化時点で早くも3度目の猛打賞獲得し、一、二回と立て続けにナイス走塁でホームに還ってきた丸だった。

打つだけではない。走っても守っても球界トップレベルの水準を目指す。丸の“イチロー化計画”は新井打撃コーチの就任と同時にスタートした。

「バッティングは力じゃない、スイングスピードとレベルスイング、そしてボールを見送る姿勢の中にいかに打ちにいく形を作るか、だ」。新井理論をナインに浸透させる作業は前年秋の日南キャンプでその第一歩を踏み出した。

新井コーチが真っ先にやったこと。それはひとりひとりのバットの形状、グリップの形、バランス、重さのチェックだった。

丸のバットはそれまで使用していたものより30グラム前後軽量化され、“スイングスピードの高速化”を可能にした。同時にこれまでダウンスイングをイメージして、構えた時に両肩のラインより高い位置に固定していたグリップを、同ラインのかなり下まで降ろした。

「打撃改造」には勇気がいる。だが丸には迷っている時間はなかった。2011年に初めて規定打席に到達して105安打を放ったのに2012年は70安打を放つのが精一杯だった。目の前に大きな壁があることは分かっていた。2000本安打の新井理論を吸収することで覚醒する自分に賭けた。

2月、再び日南に入るやいなや反復練習が始まった。「レベルスイング」への移行は簡単ではなかった。「まだまだ、自分のものにするには相当かかると思います」。キャンプ序盤は試行錯誤の連続だった。

それでもシート打撃や紅白戦が始まると、丸のバットから快音が響くようになった。グリップの位置が下がったことでスイングが以前と比べてずいぶんシンプルになった。肩の余分な力も抜けたように見えた。

オープン戦の時期になっても極端にバッティングの状態が悪くなるようなことはなくなった。「外の球をとらえることができている。精度をもっと高めたい。手ごたえは感じています」。テーマのひとつだった「確実性」が増してきた。

試合前、新井打撃コーチが上げるトスを打つ、というルーティンはマツダスタジアムでも遠征中でも3月いっぱい続けられた。最初は外角の球を強くショート頭上へ強く打ち返せるように丸から見て左45度の角度から、続いて新井コーチが丸の正面に入り、ネットの影から上げるトスをフルスイングした。

新井コーチには、かつてイチローの打撃スタイルの基本を、このトスバッティングで固めた実績と経験、もっと言えば信念がある。同じ道を歩むことで丸のバットの軌道はそれまでとはまったく違ったものになり始めた。地面と平行にバットのヘッドを移動させ、最後の大きなフォロースルーと同時に風を斬る音が聞えてきた。

オープン戦の時期にはもうひとつのテーマにも挑戦した。オープンスタンスから右足を上げて踏み込もうとすると、相手投手が「クイック」で崩しにかかってくるようになったからだ。

自分のタイミングで打とうとすれば上げた足を降ろした時には完全に差し込まれてしまう。そこで上げた右足を途中で早めに一度、地面と接触させ軽くステップして本来の踏み出し位置に右足を着地させる「二段ステップ」に打撃フォームをアレンジした。

守ること、走ることにおいてもキャンプからワンランク、ツーランク上を目指して丸はやってきた。打つだけではレギュラーにはなれない。同時並行であらゆる課題に取り組みながら丸は2013年シーズンを迎えることになった。

日南キャンプ終盤、丸や安部の屋内打撃練習を見守りながら新井コーチが話し始めた。

「よく少年野球の本などに体重を残して振りにいき、そこからもう一度体重移動などと書いてあるがそれは間違い。それではスウェーしてしまう。ステップして着地した時にピッチャーに向かっていく形ができていれば体重移動していてもOK、言い換えれば下半身は打ちにいく、しかし上半身は残すんです。そしてみんな試合で10の力で振ろうとするけど練習10なら試合は8ぐらいでいいんですよ」

新井理論の引き出しはおそらく無数にあるはずだ。打球音とマシンの油切れの音が一定のリズムで繰り返される現場で話はなおも続けられた。

「ヘッドがうまく使えないとバットが折れたりもするんですよ。そのためにはまずバットの握りから変えなくてはいけない選手もたくさんいる。そうやってヒットを重ねていく。うまくいけば280には届く。その先、いかにして300をクリアするのか?そこにはラッキーなヒットや内野安打も当然、必要になってくるんです」

話の最後に新井コーチ自らが口にした「打率3割」の目標に到達できる愛弟子は果たして…?かつて神戸の空の下、「前人未踏のシーズン200安打」を可能にした新井理論とイチローの振り子打法が紡いだ物語。その続編がこの広島でまさに今、始まろうとしている。

カープと広島を愛する人たちに贈る携帯サイトの決定版。テレビやラジオより速く、新聞より詳しく、雑誌より感動できるカープナインの365話物語。田辺一球責任編集。すでに7年以上、一日も休むことなく続くカープコラム「赤の魂」やカープ情報や新球場問題などを速報する「ニュース速報」他サイトと比較して一目瞭然の「試合速報」現場で集めた「ファーム情報」携帯サイト読者とメールのやりとりする中から新たなコミュニティーを創造する「コイの季節をあなたにも...」。5つのコンテンツで税込み178円です。なお、携帯サイトと当HPをリンクさせ、全国から集まったみなさんの声をカープと新球場の未来のために同携帯サイト上や当HP上、あるいはスポーツコミュニケーションズ・ウエストが発行する書籍内において掲載させていただくことがありますのであらかじめご了解ください。

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